東京や東京近郊で賃貸マンションの設計を中心に活動している設計事務所です。
賃貸マンションや賃貸アパートを設計する際のポイントや方針を以下に記します。全てのプロジェクトにおいて、こうしたポイントや方針を基に個別に検討を重ねて出来上がります。プロジェクト毎に丁寧に検討重ねていくと、結果どの建物も特殊解となり全く別の建物になりますが、下で述べる方針は共通です。
賃貸マンション設計のポイント
シンプルなデザイン
賃貸マンションの設計においては、入居者のライフスタイルを一般化し、入居者像を想定して設計します。戸建て住宅のように住み手の好みや要望に合わせて具体的に細部まで設計することは出来ないため、できるだけシンプルに個人的な趣味を消し、どちらかというと論理的にデザインしてゆきます。
住み方にフレキシブルに対応する
様々なライフスタイルに対応できるよう、家具の置き方を複数パターン検討して間取りを決めていきます。戸建て住宅と比べて住戸面積は小さくなることが多いので、数ミリの違いで暮らし方が変わることもしばしばあります。そうしたことを見逃さず丁寧に設計していきます。
周辺環境を丁寧に読みこむ
賃貸マンションの計画では、単純に住戸が並び共用部が隣接する構成になりがちですが、周辺環境をよく観察し複数案のプランを作成しその土地に最適な建物をつくることが重要です。住戸のインテリアはもちろん、共用部のデザインや周辺との関係も丁寧に読み込んで設計いたします。
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緻密な計画ができるよう対応をいたします
計画の初期には複数案を検討して最適な案を探していきます
まずはお客様から丁寧にヒアリングをおこなったあと、3~5回ほどのディスカッションを重ね、予算や間取りなど様々な要素を考慮に入れながら、基本計画を作っていきます。この間何かご希望がございましたらご遠慮無くお申し付けください。予算を踏まえながらお客様のご要望を計画に盛り込み、複数案を作ります。それらを社内で検討分析した後にお客様へプレゼンテーションします。
実施設計図面が完成されましたら見積もりを一社、もしくは数社に算出をお願いします。見積書は建物の大きさや規模にもよりますが、50~100ページほどになります。これらに間違いがないかをチェックいたします。この段階でご予算がオーバーしたとしても、お客様のご希望を優先しつつも、予算内に収まるよう最大限努力をいたします。